9月1日に思うこと

2004年9月1日。

この日は僕にとって、一生忘れられない出来事が起きた。

 20時02分、それは突然起きた。

 当時、キャンプ場のスタッフだった僕は、

 北軽井沢の事務所で秋のイベントの 打ち合わせをしていた。

『ドスンッッッ!!』

という音と共に、建物がタテに揺れた。

 一瞬、直感で、

 「いん石が落ちた!」

と思ったのもつかの間、

隣にいた地元在住の方が、

 「こりゃ、浅間がハネたぞ!!」

そう叫んだ。

 「ハネた???」

聞きなれない言葉に最初は戸惑ったが、

すぐに何が起きたか想像がついた。

僕は、外に飛び出した。

見慣れているはずのいつもの山は、

真っ赤に染まっていつものフォルムを 浮かび上がらせていた。

すぐに火口から8キロの位置にある キャンプ場にとんだ。

真っ赤に染まった山のかたちの中で、

 ところどころ何かが燃えているような そんな動きが見えたような気がした。

 『パラパラ・・・』

そのうちに何かが降ってきた。

 火山灰だった。

気象庁からの発表を待って、

滞在中のお客様に事情を説明した後、

 軽井沢方面へ車を走らせた。

国道146号線は、噴出した火山礫(れき)などの影響で、

 まるでダートを走っているようだった。 

 ——————————————————–

以上が、6年前の今日、

9月1日に私が初めて体験した

浅間山の噴火でした。

当時の私にとっては、

ものすごくセンセーショナルで、

インパクトのある体験で、

その後、浅間山について興味を持って調べる

とても良い機会となりました。

以来、火山活動あっての

この素晴らしい自然環境があるんだ、 ということを痛感し、

「浅間とともに生きる」ということを 考えるきっかけにもなりました。

9月1日。

奇しくも1923年には関東大震災も起きた日です。

私にとっては、防災を考える日であるとともに、

 浅間の自然の恩恵を感じ、

地球の生命活動にあらためて想いを馳せる日、でもあります。

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